💡 この記事のまとめ(30秒でわかる要点)
- 同じ「何もしない」でも、家では「予定を入れない」こと、森では「何もしなくていい」ことだった
- 休むには、頭と心の余白が必要
- まずは休日の「やらなきゃ」をひとつ手放して、小さな余白をつくってみる
01 何もしない」ではなく「何もしなくていい」休日
休日に、スマホをほとんど見なかった。
といっても、「今日はデジタルデトックスをするぞ」と決めていたわけではない。
すこしだけ遠出して、森の中にある小さなログハウスに一泊。昼からバーベキューをして、夜はみんなでカードゲームをしたり、話をしたり。
気がついたら、スマホを見る理由がなかった。
通知を確認しようとも思わない。
SNSを眺めようとも思わない。
「次、どこ行く?」と検索することもない。
目の前にはたくさんの笑い声があって、焼けたお肉の香りがして、その向こうには森がある。それで十分だった。
翌朝は、ウッドデッキでコーヒーを飲んだ。
雨が降ったり、やんだりする空を眺めていたら、濡れた葉っぱがいつもより濃い緑に見えた。
ふと時計を見て、思った。
「え、まだこんな時間? 時間って、こんなに長かったっけ」
02 家でゆっくりする休日も、外で過ごす休日も、好き
私は、家族や友人と出かける休日や、ひとりでふらっと出かける休日が好きだ。でも、家でのんびり過ごす休日も同じように好き。
だから、「休日は家でゆっくりするのが正解」とも思っていないし、出かけたから休めなかった、と思うこともない。 楽しく動いた日は、ちゃんと「いい休日だったな」と思える。
そんな私が、今回のログハウスで感じたのは、「同じ『何もしない』でも、家で過ごす休日とは、まったく違う」 ということだった。
03 家での「何もしない」は、実は何かをしている
予定のない休日、家でゆっくりする。
掃除をして、気になっていたことを片付けて、ドラマを見て、気づけばスマホを眺めている。
何もしていないつもりなのに、振り返ってみると、意外と何かをしている。
「せっかくの休みだし」という気持ちが、どこかにあるからかもしれない。それはそれで心地いいし、もちろん悪いことじゃない。
ただ、あらためて思う。
家での「何もしない」は、「予定を入れない」という意味の「何もしない」だったのかもしれない、と。
04 ログハウスでは、「しなくていい」時間が流れていた
でも、ログハウスでの「何もしない」は、家で過ごす休日とは違っていた。
もちろん、まったく何もしなかったわけではない。バーベキューの準備もしたし、夜までみんなでしゃべっていた。 それなのに、森の中では、掃除も、片付けも、「あれもやらなきゃ」もなかった。夜になって外が真っ暗になっても、ドラマを見たいとは思わなかった。
スマホを手に取る理由も、なかった。
そして何より、時間を気にしなかった。
「今何時だろう」と考えること自体、ほとんどなかった気がする。
朝、コーヒーを片手に森を眺めていたら、気がつけば時間がたっぷりあった。
同じ24時間のはずなのに、ずいぶん長く感じた。
家での「何もしない」が、「予定を入れない」だとしたら、ここでの「何もしない」は、「何もしなくていい」だった。
私には、その違いが大きかった。
キャンプやアウトドアが好きな人なら、きっとこの感覚は当たり前なのだと思う。「そうそう、あの感じ」と思ってもらえたら、うれしい。
そんな時間は、思っていたよりずっと贅沢だった。
05 「休む」のかたちは、いろいろ
今回、あらためて「休養」について考えてみた。
家でゆっくりするのも休養。
誰かと出かけて笑うのも休養。
ひとりで好きな場所に行くのも休養。
そして、時間を気にせず、何もしなくていい時間を過ごすのも、休養。
どれが正しい、どれが一番いい、という話ではない。
ただ、いつもの休日とは違う角度から「休めた」と感じられる時間が、確かにあった。それが、今回の大きな発見だった。
06 「やらなきゃ」を、ひとつだけ引いてみる
「何かしないと」
「せっかくの休みだから、ちゃんと過ごさなきゃ」
そんな気持ちを、無意識のうちにずっと抱えている人は、きっと多いと思う。
でも、「やらなきゃ」でいっぱいの頭では、体は休んでいても、気持ちはなかなか休まらない。心に余白がないと、せっかくの休日も、ただ「こなす」時間になってしまうから。
その余白をつくるには、「やらなきゃ」を手放すしかない環境に身を置くのが、いちばん早い。
ログハウスでの一泊が、まさにそうだった。
でも、毎回森に行くわけにはいかない。
だったら、いつもの休日でいい。「やらなきゃ」を、ひとつだけ手放してみる。
掃除は明日にして、気になっていた用事も、今日はやらない。
その代わりに、
朝のコーヒーをゆっくり飲む。
スマホを置いて、窓の外を眺める。
いつもより少し早く眠る。
そんな小さな時間を、自分のために。
それだけで、次の日からの毎日が、少し変わるかもしれない。
美容や健康も同じで、つい「あれもこれも頑張る」ことを考えてしまう。 でも、心地よく過ごせている日は、不思議と気持ちにも余裕がある。
きれいになるために、頑張る。
それだけではなくて、
休む。
食べる。
眠る。
好きなものを楽しむ。
そんな当たり前のことを、心地よく続けていく。
これからの「キレイ」は、そんなところから始まるのかもしれない。